漫画「弱虫ペダル」556話のネタバレ
2019年8月29日(木) 週刊少年チャンピオン39号 発売
556話のネタバレ
RIDE.556 もう1つのチャレンジ
MTBで山を走って家に戻ってきた夜、玄関の自転車を眺めている坂道に母が「ごはんよ」と声をかける。
思わずクツを見ていたのだと答える坂道だが、心の中では山専用のMTBにもう一度乗りたいと思っているのであった。
手に入らないことは分かっているが、前に手嶋さんが言っていたように「憧れの人やものそのものになることはできない、だけど努力してギリギリまで近づけることはできるはずだ」と考え、自分の自転車をMTBに近づけることにするのである。
工具を手にロードバイクがオフロードを走りにくいと理解した坂道は自分のママチャリの改造をすることにした。
鳴子にもらったバーハンドルや今泉にすすめられて買っていた本を役立てて作業している。
その様子を見て母は何をしているのかと心配しつつも、息子が自転車をやめたいのではないかと勝手に妄想する。
自転車をバラバラにしたのち、再び部品を組み立てていくことにはなぜだか舌打ちをしている。
朝から夢中になって改造作業をしながら、昼ご飯を食べて、再び作業に戻りようやくオフロードを走れそうな形の自転車ができあがった。
普段はガンプラでさえナゾの部品があまってしまうような坂道であるが、自転車が完成して嬉しいと笑顔を浮かべる。
そして早速乗りたいとジャージとヘルメットを探し準備をして「初ライド」ならぬ、今泉の言葉を借りるなら「シェイクダウン」に出かける。
とはいえ、いきなり峰ヶ山旧道はムリだからまずは自分の家の前の長い坂をくだって走ってみることにした。
すると今までのママチャリの走りとは違い、スッと進むことに驚く。
しかし下を見ると恐怖を感じる坂道なのだが、自分でこの自転車をMTBに近づけたのだからと獣道チャレンジと称してその道を下っていくことにする。
すごい振動を感じながら「崖をまっすぐ落ちているみたいだ」と思いながらハンドルを握りしめて耐えて進んでいく。
カーブではロードバイクのように曲がることはできないため、「曲がって」とひたすらに念じて体をあずけて曲がっていく。
無事に曲がれたことで気が抜けたのか最後は転んでしまう坂道だったが、空を見上げて「転んだけど面白かった」と呟くのだった。
「弱虫ペダル」556話の感想&考察(ネタバレ含む)

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そして今までにやったことのない自転車の改造をしてまでMTBに乗ってみたいと思っているようで、合間にお母さんが心配して見に来るのも毎度のことながら、お母さんはいい味をもっているなと思えます。
出来上がったMTB仕様に改造した自転車に嬉しいと感じながら、まずは自ら乗って走りに出るのが、いかにも自転車が大好きな坂道くんらしいなと思いました。今泉君の言葉を借りて『シェイクダウン』と言ってしまうのは本当にいつも仲間と一緒に楽しんで走っているからだなと思えました。
最初から峰ヶ山旧道はムリだからと自分の家の前の長い坂道を下りながら最後には普段通りに自転車からおちてしまう。その時に「転んだけど楽しかった」というのもまた坂道独特の感覚だなと思いました。
今後このMTBとの出会いから坂道はそちらの道に興味をもってしまうのかと思うのですが、この自転車に乗ることで坂道の自転車のスキルが上がったり、体が鍛えられるなどの結果が付いてくるようになるのかなと思いました。
そしてまた雉君にあって一緒に笑って走れる日が来るといいなと思います。この雉くんとの出会いは今後坂道が普通に山を登るにおいてもその体の使い方や、ともすれば脚力に何らかの影響があるのかなと思います。もしかしたら、今泉や鳴子と一緒に春の峰ヶ山登りをしに行くこともあるかもしれません。坂道君のニコッと笑う満面の笑みをまた見たいものです。