血の轍「漫画コミック単行本10巻」のネタバレ&発売日と無料読み放題

79話のネタバレ

静一はついにすべての記憶を取り戻すのであった。

暗闇の中でお母さんはどうして僕を産んだのかと問いかけている。

お母さんはただ人形がほしかっただけなのかと。

お母さんのことをただかわいそうだと言ってくれる人形がほしかったのかと。

お母さんは僕のことが好きではなかったのか。

他の事はゴミと同じなのか。

こうやって暗闇の中で自問自答を繰り返すのであった。

そしてついに1つの答えにたどり着いたのであった。

僕はお母さんのことが大嫌いなのだと、世界で1番大嫌いなお母さんだと。

そうやって静一は悪夢から目が覚めたのであった。

既に新年を迎えていた、1月3日のことであった。

いつもお世話になっている弁護士の人が来ていた。

お父さんはお正月なのにすみませんと弁護士の人に挨拶をした。

弁護士の人が今日訪ねたのは、お母さんが精神鑑定に送られることになったということを伝えに来たのであった。

お父さんもさすがに引き返していた、どこかおかしい部分があるのかと。

弁護士の人は淡々と俺は明確な証拠がないから裏付け捜査の時間稼ぎが目的のことだと話した。

この精神鑑定の時間は勾留機関にはカウントされないのだと。

主な目的はお母さんが動機についてはよくわからないことを言っているからであった。

79話の感想&考察（ネタバレ含む）

「血の轍」79話の感想＆考察（ネタバレ含む）1

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80話のネタバレ

静一がいつものように学校に登校すると、クラスメイトたちは遠くから聞こえるような声で何か噂話をしているのであった。

吹石さんもそれを少し気にしているようでこっちを見つめているのであった。

そうすると真っ先に声をかけてきたのはぶんなぐって怪我をさせてしまった静一のかつての友達であった。

案の定かつての友人はよくあんなことをしておいて学校に来られるなと罵声を浴びせてくるのであった。

かつての友人は吹石さんからも何か言ってやれとまくし立ててくるのであった。

静一はそれに対して我慢できなくなって席を勢い良く立った。

そしてかつての友人を真正面から睨み付けるとそのまま無言で教室を出て行ってしまったのであった。

肩を落として下校する。

するとなんと後から吹石さんが声をかけてきてくれたのであった。

吹石さんは以前までと違って自分を優しい目で何か見つめている。

静一は今まで迷惑をかけてきてしまったことを心から謝罪するのであった。

自分はもう学校に来る事はないだろうと言ってそのまま妹尾向けて帰ろうとする静一。

吹石さんはなんと逆に今まで自分のことをわかってあげられなくてごめんと謝ってくるのであった。

そして一緒にこんなところを出ようと手を差し伸べてくれた。

80話の感想&考察（ネタバレ含む）

「血の轍」80話の感想＆考察（ネタバレ含む）1

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81話のネタバレ

吹石さんは自分のそばにいてはダメかと言ってきてくれるのであった。

2人は河川敷で見つめ合っていた。

川の流れを見てみるといつの間にかかなり川の流れは激しくなっていたようだ。

静一は自分が過去の記憶を全て取り戻したと言うことを吹石さんに話すのであった。

子供の頃の自分を崖から突き落としたのだと。

そしてしげちゃんのことも自分に重ねて崖から突き落としたのだと、でも自分はやっていないと証言しているのだと。

僕はお母さんから崖から落とされた時に死んでしまった僕を生き返らせたいのだと吹石さんに説明するのであった。

そうやって話ながらいつの間にか涙を流している静一。

吹石さんは私も同じように生き返りたいのだと言っている。

お母さんは自分のことを伝えたが、私は自分のことを捨てられた子供なんかだと思いたくないのだと。

私は私のもの、吹石さんはそういうのであった。

吹石さんは本当の意味で静一と2人になりたいと言うのであった。

富貴子さんにお母さんは嫌いかと問いかけてみる。2人になりたいと言うのであった。

吹石さんにお母さんは嫌いかと問いかけてみる

吹石さんは微笑みながら大嫌いと答えたら、それを聞いて自分も嫌いだと言うのであった。

2人は笑いあった。

81話の感想&考察（ネタバレ含む）

「血の轍」81話の感想＆考察（ネタバレ含む）1

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