4話のネタバレ
虐待の証拠を持っていると言う翔たちに孝弥くんの父親は「なんだと、このガキ大人を甘く見るなよ」と言って他人の子供にまで手を上げようとする。
それを母親が止めようとするが、ワルカが危険を感じてギャンギャン鳴き始める。
そこに「梅澤さん、どうしたんですか」と言って雅博くんのお母さんが顔を出して中の様子を見て警察に通報するのであった。
ワルカは警察の外に繋がれている。
孝弥くんの心配をする皆なに警察の人は無事に保護されて医者が身体を診ていると言う。
そして翔と流華に「孝弥くんは友人かい?」と聞くと「初めて会った」と答え、「じゃあなぜここまで」と聞かれて雅博君が「僕が頼んだの」と言って「お母さんも何度も通報したじゃない。
でも大人たちは何もできなかったじゃないか。
だから由利さんと双子に頼んだの、孝弥君を助けてって!」と話す。
そこに「翔!流華!」と言っておじいとおばあが入って来た。
そして「僕たち悪いことしてない!助けたかったの!」と答える。
するとおじいとおばあは「じゃあ何もしてないのでしょう。
よかれと思ってしたことなんだね」と言って二人を抱きしめる。
そこに続いて大輔のお母さんも迎えにやって来て雅博君のお母さんが「なんでも子供たちでお隣の虐待をやめさせたかったそうで」と事情を説明する。
おばあが「そうなの?」と尋ねると「田村さんちの由利ちゃんと」と答えると、由利は「もうしわけありませんでした」と謝る。
そこに由利の母の田村舞がやって来て「由利が悪知恵を吹き込んだの?」と言うと目の前に北城のおじ様とおば様がいることに気づいてナッキーの子供たちを見つめる。
そして「初音ちゃんに聞いてはいたけど、この子たちが、面影が似てる。
おばちゃんとハグしてくれる?お母さんの友達なの」と言って二人を抱きしめながらナッキーを思い出して涙を流すのであった。
舞は訳は聞いたわと言いながら「こんな小さな子供を巻き込んで」と言うと由利が「巻き込まれたのはあたしのほう」と言いかける。
舞は「いいわけ無用!」と言って由利の頬をピシッと叩く。
それを見て子供たちはアングリと口を開くのであった。
そして舞は由利に「年上のあなたがいてどうして止めないの!」と叱るが「見て見ぬふりはできないわ、大人たちのせいで孝弥君は死ぬとこだった!」と言うのであった。
そこに医者が入って来た。先生は「それは本当です」と言って孝弥くんの残酷な状態を報告するのであった。
そして「間に合ってよかったです。君たちは人ひとりの命を救ったんだよ」と言われて子供たちは良かったと喜ぶのであった。
そして救急車が走ってくる音がする。
先生が呼んだのだと言う。
先生は「栄養をとって充分な休みが必要です。親と別れて」と言って厳しい顔を見せる。
孝弥君は嫌だと言って病院なんか行かないと言う。
助けてくれたはずのみんなに孝弥くんは「余計なことを!僕は施設になんか行きたくない!君たち僕がお礼を言うと思ってるの?僕はずっとお母さんと一緒にいたかったんだ」と言って涙を流す。
由利が「死んじゃうところだったのよ」と言うが孝弥くんは「助けてなんて言ってない!お母さんがそう思うのなら、いらない子なら、それでも最後まで一緒にいたかったんだ!」と言うのであった。
それを聞いてそこにいるみんなは言葉を失うのであった。
そこに孝弥くんのお母さんが来て「ごめんねお母さんを許して」と言うと孝弥くんは「母さんあいつが好きなんだよね」と聞く。
するとお母さんはただごめんなさいと謝っている。
それを見て舞が「自分の子が死ぬところだったんですよ?あなたが見て見ぬふりをしているうちに」と聞く。
お母さんは「他人に責められる覚えはありません。それでもあたしを慕っています。これがうちの形なんです」と言い、最後には「あたしだって、ひとりの女なんです」と言う。
それを聞いて舞は怒りでいっぱいになる。
それに気づいてナッキーのおかあさんであるおばあが「舞さんちょっと待って。あなたの手が汚れます!」と言って孝弥くんのお母さんの頬をピシーンと叩くのであった。
そして「はい、タッチ」と言って舞が話を続ける。
「目を覚ましてください!あなたは女ですよでもね、孝弥くんを妊娠した時、あなたは母親であることも望んだんです!ひとつの命を生んだんです。その責任を捨てて、もう自分ひとりの体じゃないんですよ!母親がひとりだけの女に戻ることはないんです!」と語る。
それを聞いてすら孝弥くんのお母さんは「乱暴はやめてください、妊娠しているんです。3ヵ月です、あの人の子です」と言って笑って見せるのだった。
そして警察に連れて行かれながら「今度は母親になりますよ」と言うのだった。
その様子を見て翔と流華は「あの人は何を言ってるの?」と言って言葉を失う。
そしておじいとおばあは二人の耳を塞ぐのであった。
二人は涙を浮かべて「あたしたちは何をしたの?」と言う。
おじいとおばあは二人を慰めようとするが、警察の人にも意見を言おうとする。
警官は「そうだ、防げなかったかもしれない。だけど君たちだって危険だったんだ。お母さん方も叱らないでください。とりあえず無事だったし、この子たちは勇気ある子だし、とてもいい子です」といって話を終わらせようとするのであった。
警察の前でワルカを迎えてそれぞれが帰途について行く。
車に乗った二人は帰り道車の中で無言になり、その様子に心配するおじいとおばあであった。
家について流華は「このままお部屋に行っちゃだめ?」とおばあに言うが、おばあは「柚ソーダを飲んだらね」と言う。
二人は好きな柚ソーダも飲まずに考え込んでいる。
そして「わかんないの」と言い始める。
そして「なんだろう、今すごく恥ずかしい」と言うのであった。
そして、うぬぼれていたのだと言う。
続けて「あたしたちが子供で大人相手に生意気だった、由利ちゃんのお母さん大人だった、おばあも」と言って「おかあがいたらものすごく怒られたと思うの」と言う。
そして顔を上げられないと言う二人におばあとおじいは「2人とも私たちはうれしいよ」と言う。
そして最後に「ただ少し幼すぎた。それだけだ」と言われて二人はおじいとおばあにしがみついて泣き声をあげるのだった。
教室の外には他のクラスからまた双子を見学に来ている。
双子は話しながら「僕たちがまだガキだってことだ」と言ってみんなで音楽室に移動する。
授業の終わりに先生に「水野、居残り」と声をかけられる生徒がいた。
クラスの子は先生のお気に入りで贔屓だと言うが彼女の顔は何か複雑な表情をしている。
二人が家に帰ると家に三人の客が来ていた。
「岩崎さん、由利ちゃんのお母ちゃん、この人は?」と尋ねると「田村だよ、由利のお父さんでナッキーの友達」と自己紹介すると二人は「男の人もいたの!?」と驚くのだった。
田村は「ナッキーは男女かまわず友達になれるんだ」と言うと二人は「へぇーっ」と驚くのだった。そして「いいですか?」とおばあに聞いて二人を連れて出かける。
着いた先は僕らの先生のところ、金田先生の家だった。
二人を見て先生たちは「風を感じる。ナッキーの風ですね」と言って二人を見つめる。
二人が「母がお世話になりました」と言うと、二人を囲んで皆は「こうして集まると昔を思い出す」と言う。
二人は恥ずかしそうに笑っている。
トビオが家に帰ると双子が金田先生のところに行ったことを聞かされる。
そしておばあが「元悪たれ団が連れていったの」と言うと、トビオは「じゃあ夕食の時に、帰りますよね」と言ってリビングを離れる。
そして部屋に戻ったトビオは「ふん、悪たれ団か。深いのぅ」と言って横になるのだった。
おじいとおばあはその様子を見て「おとうが妬いてひがんでいるわ」と思うのだった。
4話の感想&考察(ネタバレ含む)
「生徒諸君!Kids」4話の感想&考察(ネタバレ含む)1
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