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漫画「MY LITTLE MARS」のネタバレ
2020年2月17日週刊少年ジャンプ12号
危険生物を火星・木星間航路で輸送中の商船が拿捕されたが、そのキメラは火星に逃走。
主人公・アポロはそれを探し出して殺す任務を受け、人工知能・クラリスとともに捜索を開始する。
その矢先に、ターゲットらしき巨大生物に食べられようとしている人を見つけ、アポロは救出。
しかし、その少女の可愛らしい容姿に、アポロは思わず見とれてしまう。
その少女は、再び襲ってきた巨大生物を、両腕から放つ熱線によって一撃で粉砕!
そしてその時、任務内容の追加情報が伝えられる。
ターゲットは新種生物とヒトのキメラであり、ヒト型であると言うのだ。
上司であるギタン長官の応答を待つアポロ。
クラリスからは、「ヒトの形をしていては殺すのにためらいがあると?」と尋ねられるが、アポロはあくまでも、キメラの熱線と回復力に対応する策が無いから動けないのだと主張。
するとクラリスは、危険度の高いキメラには安全装置が埋め込まれていることを説明する。
個体表面に記載された識別コードを確認すれば、安全に処理できるはず。
そう言われてアポロは渋々、少女の元へ向かうのだった。
アポロが巨大生物の死骸の傍らに座る少女に近づくと、少女はなんと生物の肉を食べていた。
エムと名乗る少女に、「そんなに腹が減ってるなら」とアポロは自分のクッキーを差し出す。
しかしエムは、「エムと戦わないからご飯じゃないよ」と、クッキーを食べることを拒否。
そしてクッキーを頬張るアポロを見て、怖がって巨大生物の陰に隠れてしまった。
エムは一日20回、ラボのセンセイたちに用意された生物の頭を潰して食べていたのだと言う。
エムはラボが好きではなく、広くて水も風もいい匂いがする火星を気に入っている。
「ずっとここにいたい」と言うエムは、初めて食べたクッキーの味を「信じられないくらいおいしい」と感動し、アポロにお礼を言った。
しかしアポロは、エムの首に安全装置の識別コードがあるのを発見。
船に戻ってコードを照合し、人間の血肉を取り込ませると活動停止に追い込めることがわかった。
夜になって外で寝るエムの元へ、銃を片手に忍び寄るアポロだが、何もできず引き返した。
翌朝エムが目を覚ますと、見覚えのない毛布がかかっている。
匂いを嗅いで、それがアポロのものだとエムは気がつく。
エムがアポロの元へ行くと、アポロはギタンと通信をしていた。
エムのことを殺せないアポロを、クラリスがギタンに報告した様子。
ギタンに責められるアポロだが、エムのことを「危険な害獣」と言うギタンに対し、アポロは温厚で凶暴性も見受けられないと言い返すアポロ。
さらに、「人間ひとり食い殺させてでも捕獲したいエムの価値ってなんなんだ」とアポロは問う。
それに対し、アポロが勘付いたことを残念だと言うギタンは、エムを拘束しその場で待てと命令して通信を切断。
アポロはエムを船に乗せ、一人だけ逃がそうとするのだった。
通信を聞いていたエムは、「アポロが殺されちゃう」と一人で逃げることを拒否。
しかしアポロは、捕まえようとしたところエムがアポロを振り切り、船を奪い逃げたということにしようとする。
アポロには人間すべてに埋め込まれるIDがあり、生命状態位置情報全てが軍に筒抜けで、逃げることができないのだ。
「君は自由に生きた方がいい」と言うアポロに、エムが抱きつく。
真っ赤になるアポロだが、そこで何かが来たことに気がつくエム。
その瞬間背後から撃たれてしまい、エムは倒れてしまった。
エムを撃ち、拘束したのはギタンだった。
その到着が早すぎると言うアポロに対し、所用で近場に出ていたと言うギタンは、殺された人間の頭部を転がし、再生するエムに食わせようとする。
それを制止するアポロは、「エムを運んでいたのはお前の船だな」と問う。
エムにとっては戦う敵が食事であり、もしアポロがエムを襲えばエムはアポロを捕食する。
そうすればギタンはアポロのIDの死亡通知で位置を確認し、無力化したエムを回収することができる。
そういう算段だったのだと、アポロは勘付いていたのだ。
ギタンに熱波を撃とうとするエムだが失敗し、ギタンから葉巻の火を押し付けられてしまう。
アポロはそんなギタンを銃撃し、その腕を撃ち落とすが、ギタンの腕は即座に再生。
エムの失敗作を再利用し、自身にその細胞を埋め込んでいたのだ。
ギタンは「火星人計画」なるものを進めていたことを話しだす。
特殊な熱源と驚異的な回復力を持つ生命体が、十年前に火星で発見される。
その生物と人間でキメラを作り人間兵器を産み出すというのが、その計画の全容だ。
その結果、三年前にエムが産まれ、量産のために木星方面の実験場へ引っ越していた。
しかし、ギタンが持ってきた頭部の主がその情報を漏らし、航路で軍警に抑えられてしまったというのだった。
既に軍を追われる身であるギタンは手下も減り、有能な人材は貴重。そこでギタンはアポロに、一緒に来ないかと言う。
もちろん断れば命は無い。
アポロは命は惜しいと手を挙げて、これから向かう実験場はエムにとってどんな所なのかと問う。
そしてその壮絶さを聞いて、「お断りだ!」と銃の光線を放つ。
降参するふりをして、ギタンの上方にあるクレーンを狙撃し、その部品を落としたのだ。
しかしギタンはあっさりと再生。
サングラスの下のおぞましい顔を見せ、エムの熱線を受けるも効かず、彼女の目を潰し激痛を与える。
ギタンに首を絞められながら、アポロはエムの方を見るギタンの首を見て、そこに何かがあることを確認。
アポロはギタンに向かい手を伸ばすが、「君の首なら食う気になるかな」と締める力を強められてしまう。
そこでエムは、ギタンの上半身を破壊する強力な一撃を放つ。
それでもすぐに修復されてしまうが、アポロはギタンの心臓を握り、エムの攻撃を「無駄だったもんか」と一言。
余裕の表情だったギタンが突然、目と口から血を吐き出す。
倒れ込んだギタンの首には、エムと同じ識別コードが刻まれていたのだった。
アポロはエムの拘束を解き、立たせようとするが、エムはアポロの背後に隠れる。
アポロの船の中から老人が飛び出してきたのだ。
老人は軍警のトロイと名乗り、ギタンを長らく追っていた捜査官で、アポロもその手先だと疑い潜入していたとのこと。
トロイはエムを軍にて保護し、精密検査とID埋め込みをした後、アポロの家でクラリスを通し政府特別監察事象として扱うと伝えた。
それをアポロは「エムの飼い主が替わっただけだ」と嘆くが、エムは「アポロと一緒なのうれしいよ」と笑顔で喜ぶのだった。
「MY LITTLE MARS」の感想(ネタバレ含む)
「MY LITTLE MARS」を読んだ考察(ネタバレ含む)1

「MY LITTLE MARS」の考察(ネタバレ含む)

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