銀杏ガールズのネタバレ
高校生活勉強ばかりで、憧れの青春とは無縁だった「いいんちょ」。ある日生乾高校の同級生である珍子・メガエ・キバミの3人から「バンドやろ!」と誘われた。
「やってみたい!」と思ういいんちょだが、ガリ勉の同級生がダンスをやるということで笑いものにされているのを聞きしり込みしてしまう。それに珍子は張り手で、「周りが見えなくなるくらい夢中になれるのが青春じゃないの!?」と叱咤。しかし殴った相手はなぜかキバミだった。
珍子の言葉に勇気を出し、バンドに参加することにしたいいんちょ。くじ引きでパートを決めた結果ギターを引き当て、キバミはなぜか「キャッチャー」を引き当てる。楽器が決まってワクワクするいいんちょだが、翌日他の3人はギターを抱えていた。いいんちょはベースをすることにして、他のパートを3人で決めるように言う。しかしベースを弾くいいんちょを見て羨ましく思った3人は、翌日揃ってベースを抱えていた。
さらに話し合って決めるよう言われた翌日、3人揃ってキャッチャーの格好をしていた。遊んでばっかりで全然進まないことに起こったいいんちょは、音楽室を飛び出してしまう。「なんか青春って感じね!」と感じ入る珍子に呆れる2人。そして、屋上にいるいいんちょをメガエが見つけ出した。
「バンドなら3人でもできるじゃない…」と言ういいんちょに、メガエは2年前のことを話しだす。高1のはじめ、大人っぽくしようとしてベリーショートにしたら、勢い余って切りすぎて角刈りになった珍子。教室で泣きながらCDを聞いていたら、初めて話しかけてくれたのがいいんちょだった。それで珍子は、3人でバンドを組もうという時に「いいんちょも誘おう」、「きっと喜ぶはずだ」と言い出したのだ。
メガエの話に感激し、音楽室に戻ったいいんちょ。そこで見たのはV系バンドの装いをする3人。引きつり笑いで駆け出し、「ちょっと考えさせて!」と言うのだった。
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