漫画「DAYS（デイズ）」321話のネタバレと無料読み放題

2019年11月20日（水） 週刊少年マガジン51号 発売

321話のネタバレ

321st　day 　過小評価の男

石動は千手から話を聞いて桜木高校が奇跡のチームと言われる理由の一端が少しわかったような気がしますと話す。

しかし「でもなー」と言って、桜木高校はこの時間帯はイケイケだけれど中心人物である成神はどうだろうと話している。

臼井のマンマークが成神には効いているようで決定的なタイミングでボールを触ることができない。

石動は“成神封じ”において聖蹟は成功していると思っている。

しかし一緒に見ていた浦はどうかな？と疑問を呈している。

鳥飼にパスが回り、そこから成神にパスを入れるが、臼井がしっかり付いているため成神は前を向けずワンタッチで戻す事になる。

そして再びパスを受けた鳥飼は今度はサイドにボールを展開する。

犬童はボールに触れるとすぐさまアーリーで成神のもとにパスを送るが、ここは新戸部がクリアーする。

しかしボールはまた桜木高校に渡り攻撃が続いていく。

犬童と成神のホットラインにはワンタッチでボールのやり取りをしたあと、今度は右サイドに一旦ボールを入れてセンタリングに結び付ける。

しかしこのセンタリングをどうにか聖蹟はクリアーする。

大柴は攻め込まれてばかりなので「役立たず共が」と言いながら守備に戻ろうとするが、そこは君下が戻ってくるなと言う。

当の君下は犬童一人でも手一杯なのに両サイドに加えてフィ二ッシャーであるはずの成神が下がって自ら起点になることに驚きを隠せない様子である。

客席からみている浦はDFラインの統率ができていないと言うことを指摘している。

普段なら臼井がしていることを成神のマークにつくことで手一杯になりチームと連携ができなくなってしまっているからである。

言うならばディフェンスラインから剥がされ試合から追い出されているのは「臼井の方」と言う事なのだそうだ。

話を聞いて石動は、なるほどと納得して成神がゴールから離れた位置に臼井を誘いだそうとしていることに気づくのであった。

京王河原の丸岡と甲斐は新渡戸は1年生ながらよくやっているが、チームをコントロールするほどではないと話している。

そして丸岡はリーダー不在で聖蹟がここをどう乗り切るか見ものだと話している。

ヒゲ監督はここまでは予定通りだと思っている。

そしてここから何ができるかだと考えている。

観客は最後に聖蹟がセンターラインを越えて何分たったかと考え始めている。

相場はこのままではジリ貧だ、いずれ聖蹟がやられると感じ、保科はDFラインのズレがたとえわずかでも犬童は見逃さないと思っている。

そして犬童から前の猫谷に絶妙のスルーパスが通るところに鈴木がカバーに入りそのままキーパーにボールを戻す。

砂山はその鈴木の動きに空いたスペースをきにしていたか、よく見ていたと感心している。

加藤は試合中にも思っていたように鈴木のことを「柳のような男」だと言っている。

そして現状聖蹟で最も過小評価されていると考えているのだそうだ。

成神にマンツーマンでついている臼井は鈴木の動きを見て頼もしい限りだと思っている。

次の瞬間、速瀬が前線に走り始める。そしてキーパー猪原からパスが届く。

速瀬は自分は攻撃を買われている男だから今交代しないのは「隙があれば攻めろ」と言う事だろうと解釈している。

その速瀬の様子に国分はそれがお前の武器だと指をさしている。

しかし、その速瀬の前に如月が現れる。

ボールをとられまいと焦る速瀬だが如月はカウンターは許さないと迫ってくる。

そして蹴りだされたボールに速瀬は「誰か拾ってくれ！！」と必死に叫ぶ。

するとそこに佐藤が走り込んできたが、トラップの瞬間鳥飼に1年早いと言って体をあずけられ倒れそうになる。

しかし佐藤は足を伸ばしてボールを渡さない。

その佐藤のプレイに鈴木は「どいつもこいつもなめすぎだ」と言う。

そして大柴は「ふおおお栄樹さん！！！」と叫び声を上げるのであった。