漫画「ブルーロック」61話のネタバレと無料読み放題

2019年11月13日（水） 週刊少年マガジン50号 発売

61話のネタバレ

第61話：「生かす」

ようやく一点を返した。

潔は凪と俺で得点を奪う道程は生み出せることに気づいた。

でもそれだけじゃまだよくて五分五分で、あとは馬狼を「生かす」それがきっと勝利の鍵だと考えている。

それで、潔は馬狼に直接話をしに行く。

そして聞いてくれと言ってやっぱり今のままじゃお前からゴールの匂いがしないと馬狼に伝える。

そして潔や凪のゴールも考えた動きをしてくれと頼む。

そしたら、お互いのプレーが「生きる」と思う、そして一人じゃできない化学反応を起こしたいんだと話す。

それを聞いても馬狼は「俺は俺のゴールで勝つ。他人のためにプレーすんなら死んだ方がマシだ」と言う。

まだ続く潔の説得にも馬狼は「信念曲げて勝つぐらいなら負けた方がマシだ」と答える。

それを聞いて潔は「その考えが自分の可能性を潰してるってなんでわかんないんだよ！！」と言って食い下がる。

そして潔は「お前はまだこんなもんじゃない！“もっと凄え選手になる”そう思ったから俺はお前と組んだんだ！！このままじゃここで消えるぞお前」と断言する。

それを聞いた馬狼は潔に口を慎めと言って「この能力をもってしてなんで勝てねぇ、馬狼に一番イラついてんのは俺に決まってんだろ」と答える。

そして馬狼は「何が“化学反応だ”、何が“お互いを活かすプレー”だ。

そりゃお前のやりたいサッカーだろ、ヘドが出るぜマジで。

”俺の言うとおりにやれ“そう言ってるようにしか聞こえねぇんだよヘタクソ。

俺もお前も所詮同類、やりたいようにしかできねぇ生き物なんだよ」と言って「俺を支配できると思うな」と言って睨まれるのであった。

凪はそれを聞いて「もういいんじゃない？」と言って潔のところにやって来る。

そして潔に「馬狼にこだわらなくても、俺ら二人で勝とうよ」と言うのであった。

そう言われて潔はふと我に返る。

そして潔は自分がなんでこんなに馬狼にこだわるのかと考えながら、どうすれば馬狼と化学反応が起こせるのかと考えている。

凪は潔の元に来て「それにしても馬狼、あんだけ通用してないクセによくまだ王様気分でいられるよね」と言う。

そして凪は「負けを認めなきゃ本当の悔しさなんて手に入んないのにさ」と言って冷たい視線を送る。

再び試合はリスタートされた。

玲王は潔に「俺には理解できねーんだわ。凪がなんでお前みたいなダイレクトシュートしか能のないヤツを選んだのか。」と言い出す。

そして「俺はお前や千切や國神みたいな特別な武器は持ってない。だからこの試合勝つことに執着する」と言う。そして「勝つことで潔世一、お前を否定してやる！と言うのであった。

そして怜王は貰い手のタイミングを見極めて無理のない正確なパスを送る。

パスを受けた國神は「いくぞ玲王、ワンツーで抜く」と言って馬狼を抜いていく。

潔は「やばいぞ、崩された」と思いながら、玲王は中核を任されていることに気づく。

右の千切と左の國神の特性を生かしつつ、攻・守のバランスを担う玲王が便利屋であることを理解する。

そして千切と國神が能力特化型の選手だとしたら、玲王は全てのバラメータが超優秀であることを理解するのだった。

そして穴のないこの万能型が玲王の本質であると見抜いたのであった。

玲王から千切にパスが出た。

その千切の前には凪が「もう抜かせない。来いよ、赤い」のと言って目の前にあらわれる。

すると千切は俺をおたくの自己中王様と一緒にすんなよといってセンタリングを打ち込むのであった。

潔は玲王の前に自分がそのボールを奪おうとするがそこに國頭がヘッドで飛び込んでいて、ヘディングシュートを成功させるのであった。

また得点を奪われて潔はこの三人をめちゃくちゃ強いと感じた。

そして馬狼という片腕を失った状態で勝算は無いと判断するのであった。

そこで、凪と二人で勝つ方法を考えるべきか、しかし千切・國神・玲王の三人を相手に勝ち切れるイメージが湧かないと思っている。

そして潔は自分に「思考しろ！！ここから逆転して勝つには・・・」と考え始める。

すると成早に言われた「お前は適応能力の天才だ」と言う言葉を思い出す。

そしてついに“生かす”んじゃない「そうか、喰うんだ“馬狼”を！！！」と必死の形相を浮かべる。

潔は戦場（フィールド）における“適応”とは他者に合わせる行為じゃないと、ここに来てようやく気づいたのだった。