漫画「BEASTARS」143話のネタバレ
2019年9月5日(木) 週刊少年チャンピオン40号 発売
143話のネタバレ
第143話 TVの光にもすかされるうすき胸
ガルドナ大学の食堂で草食獣のアカシカのルイは隣に座っていいですかと肉食獣に声をかけられていた。
肉食獣が草食獣の隣に座るとき一言断りを入れるのはマナーであり、草食獣があえてそれを拒否することは滅多にないことである。
どうぞ、と了承するルイだが内心では肉酔いした状態で草食獣の隣に座るなと思っている。
肉酔いとは裏市などで生まれて初めて食肉を経験した肉食獣はその刺激と快楽に体が慣れるまで約1か月はかかり、ふらつきや手の震え体温上昇や不眠といった症状が続くことを言う、とシシ組から教わった。
ハイイロオオカミのレゴシはシシ組に力を合わせたほうがコピ・ルアクと接触しやすいのではないかと協力を仰いでいるのだが、自分たちの間にはルイがいないと異種族と円満に手を結ぶことはできないと断られてしまう。
ルイはチラチラと自分の肩に付いたキスマークを気にしている。
雄に付いたキスマークは肉食獣の場合は勲章になるかもしれないが、草食獣にとってはただただ敗北の証となってしまうものなのである。
数日前にルイは初めて婚約者のアズキさんと一晩過ごすことになったのだがこれは政略結婚の成立を意味していて、これが本当に正しい道なのかとシシ組を見捨てていいのかとそんなことを自問自答しないように水ばかり飲んでいた。
テレビから流れる内容を気にしながら、自分の前でほほ笑む同族のアズキさんと一夜を過ごすことが普通だと自分に言い聞かせながらも、この状況が異常に思えてくるのだった。
ルイはアズキを今から抱くのだと集中しようとするが、体が拒否してしまったのか、ベッドで嘔吐してしまった。
ルイは婚約者との初夜の場で盛大に嘔吐して背中をさすられながら便器に顔を突っ込んだことを思い返し、食堂で机に突っ伏してしまっている。
シシ組はレゴシに自分たちがルイを変えてしまった部分があると思うと話し、それは肉食獣と距離が近くなりすぎると普通の草食獣エリートの幸せは遠くなってしまうのだと言う。
するとレゴシはルイ先輩を呼び戻すのかとシシ組に聞くが、そこはルイの意思に任せると話す。
食堂でようやく頭をあげたルイは隣に座っていた肉食獣に肉酔いを和らげるにはミントがいいよとプレゼントをして、小声で裏市はほどほどにと注意して立ち去る。
そしてルイは今の俺には困っている肉食獣を放っておくことはできないと思い、シシ組に電話をかける。
電話をかけてルイは、俺はお前たちに協力するよと言い、今からそっちに行くからお前らは今夜一晩俺を慰めろと謎なことを言う。
それを聞いてわかりましたと答えながらも、そういう年相応なところがあるのもルイのチャームポイントなのだとレゴシに説明してみせる。
「BEASTARS」143話の感想&考察(ネタバレ含む)
近日更新!
漫画「BEASTARS」143話を無料で読む方法
「BEASTARS」143話は漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」に掲載されている作品です。
週刊少年チャンピオンは「U-NEXT」で、完全無料で読むことができます。
完全無料で読む手順(簡易版)
- 下記「U-NEXT無料登録はこちら」からお試し登録
- 登録完了後に600円分のポイントがプレゼントされるので、読みたい作品をポイントで読む(「BEASTARS」単行本は440ポイント〜)
- 無料期間内に解約すると、完全無料!
●漫画「BEASTARS」のその他の話のネタバレや無料で読む方法のまとめに関してはコチラ↓