漫画「バキ道」49話のネタバレ
2020年1月9日(木) 週刊少年チャンピオン6号 発売
49話のネタバレ
第49話 「合気との出会い」
渋川先生は「そりゃアンター忘れようたって忘れられるもんじゃない」と話し始める。
それは昭和×年のあの日のことである。
胴着を身につけた年配のあごに髭を蓄えた男性が大男を宙に投げ飛ばしていた。
そして手首をグリっとひねり顔をめりっと畳に押し付けていた。
その大男の背中に乗って「かっかっかっ」と高らかに笑っている。
見ているものが「お~」と声を出す中、押さえつけられた大男は暴れてなんとか逃れようとするが、大男の背中にあぐらをかいてのっている年配の男性は「十三貫(約50キロ)にも満たぬこの老体をハネ退けることも出来ぬ。これが古流“合気”や」と言う。
背後から「よく言うわ」と言う声がかかる。
その老体は振り返る。
そこには「インチキだ」と言って睨みつける渋川の姿があった。
渋川は当時15~16歳のナマイキ盛りだった。
彼はチビながら体重は60キロちょっとで柔道では全国区だった。
渋川は「人間1人よう、あんなふうに投げられるワケねーだろ!!」と言った。
止めに入った男性は「キミ、先生は演舞中だ。失礼だろ、下がりなさい」と渋川の前に立って話しをする。
渋川はフシュゥと息をしたかと思うと右足をかけてその男性を背中から倒してしまう。
皆が驚きの声を上げる中、今度は渋川が「失礼はてめェらだろうがッッ」と投げた男性に対して怒鳴りつける。
そして老体に近づいていき「年寄り相手にわざと飛んでよう。爺さん、俺を投げて見ろよ」と言って老体の襟元と手元を掴む。
そして老体を見つめて「来る日も来る日も揉み合ってる俺ら柔道を投げてみろよ」と言う。
老体は何も言わず、にィと口元で笑ったかと思いきや「ズン」と力を加える。
渋川は急に重みを感じ、何が起こっているのか理解できない。
それは「まるで巨大な氷嚢を乗せられたような」感覚であった。
そして次の瞬間足がフ…と浮き上がる。
と同時にどリュッと投げられ、顔面からドチャッと畳に落とされる。
再び会場ではワッと歓声が上がる。
老体は右手でポンポンと左腕を払い「ハハ…」と笑っている。
畳の上であおむけになってしまった渋川は手足をピクピクとけいれんさせ、オシッコをもらしていた。
それが渋川の「合気」との出逢いだった。
「バキ道」49話の感想&考察(ネタバレ含む)
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