アルスラーン戦記「漫画コミック単行本12巻」のネタバレ&発売日と無料読み放題

75話のネタバレ

500騎でトゥラーン陣営に夜襲をしかけることになった。派手に暴れまわる囮が必要となり立候補したのはクバードだった。少し考えて任せることになる。この場になってもクバートの名前も聞かず、素性の分からない男に重要な役割を任せるファランギースを剛胆な女性だと称している。

　一方、トゥラーン王弟の子息である親王イルテリシュはパルス軍が城塞から出て来ないのであれば、自分たちがシンドゥラ国を撃ち滅ぼすのに後背の危険がないと話している。するとカルルックから短気だと諫められる。それは国王の意思を慮ったものであり、まずはパルス人に思い知らせることであると話している。

　夜襲は始まり、先陣を切ってクバードが大きな剣を片手に馬に乗って突っ込んでくる。

一瞬城内からかと思いきやそれは外からの攻撃で数が多そうでないと聞くや、イルテリシュはそのまっただ中に突進していく。立ち向かった先にいたのはクバートで簡単にあしらわれてしまい、さっさと帰って母親の乳でも飲んでいろと言われ奮起するが結局軽くかわされ逃げられてしまう。

　　ペシャワール城にいるルーシャンは西門方面に火の手が上がっていることを確認し、部下に門を開ける準備をおくよう命じる。

　　クバートを囮としていたファランギースがいよいよ進軍を始める。白い恰好は暗闇でも目立つとして標的にされるがそんなことはもろともせず、騎上から弓でどんどん敵を倒していく。そして門にたどり着きファランギースの名前を名乗ると開門され中に入ることになる。敵方も一緒に入ってこようとするがそこにクバートが追いつき薙ぎ払う。そして門は閉められる。

　　ファランギースは到着して城内の者に向けて、三日間持ちこたえてほしいと言い、王太子殿下は決して味方を見捨てないと兵たちを鼓舞する。そして一人のものはクバーンがそこにいることに気づくと、ますますみんなの士気が高まる。そこで初めてファランギースはクバーンが万騎長であることをようやく知る。

　　イルテリシュは周りの者に、たかが女一人に追い散らかされみすみす逃がしたことを責めているが、タルハーンは自分たちの目的はパルスを討滅し積年の対立に決着をつけることだから本末を転倒してはいけないと話す。カルルックもタルハーンの意見に同意しているが、パルスに入ってからの戦況が良くないこともあり何か打開策はないかとタルハーンと相談する。このまま城を攻めるよりはいっそ城を見捨ててパルスの本体を待ち受けるかと言う正面からパルス軍と野営をするという意見も出るが、イルテリシュは納得できず、国王トクトミシュ陛下の御心を思うとそのようなやり方を望むとは思えないと言う。国王が親征なさる前に自分たちがすることと言えばせめてペシャワール城を陥としておかなくて親王イルテリシュも面目が立たないだろうとの話になり、自分たちはペシャワール城を攻める方に全力を尽くことに決めたのである。

75話の感想&考察（ネタバレ含む）

「アルスラーン戦記」75話の感想＆考察（ネタバレ含む）1

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